修学旅行の行き先を、何を基準に選んでいますか。「定番だから」ではなく、「ここでしか学べないから」で選びたい——そう考える先生が、いま全国で増えています。
教育新聞が全国5,000校を対象に行った2026年の修学旅行アンケート(638校が回答)では、重視したいテーマの最多が「探究学習・課題解決型学習」で58.9%。「歴史学習・世界遺産」54.1%、「平和学習」46.6%と続きました。さらに「修学旅行と探究学習をどう結びつけるか」に関心があると答えた学校は6割を超えています。
もし、その問いの答えを探しているなら——気仙沼を見てください。ここは、海・大地・いのちが、そのまま生きた教材になるまちです。
気仙沼が「探究学習の宝庫」と呼べる4つの理由
1. 海が、世界地図を動かす|水揚げ日本一の魚市場
気仙沼港は生鮮カツオの水揚げ28年連続日本一。サメ・フカヒレ、メカジキも日本一を誇ります。早朝の魚市場に並ぶ漁船の船籍を見れば、宮城だけでなく宮崎・高知・三重…と全国各地から船が集まっていることに生徒は驚きます。「なぜ遠くの船がここに来るのか」「この魚はどこの海で獲れ、どこへ運ばれるのか」。一枚の世界地図が、目の前で動き出す。流通・経済・地理・環境——問いはいくらでも生まれます。

2. いのちと防災を、自分ごとにする|震災伝承
東日本大震災遺構・伝承館(旧向洋高校)では、津波が校舎を貫いた現場がそのまま遺されています。映像でも教科書でもなく、現場に立って考える防災教育は、生徒の防災意識を「知識」から「行動」へ変えます。平和学習・命の学習を重視する先生にこそ訪れてほしい場所です。
3. 大地の記憶を掘る|化石と金山
岩井崎の石灰岩には、約2億5千万年前・古生代ペルム紀の化石が今も顔を出しています。さらに鹿折金山では、明治37年に金を約83%含む2.25kgの自然金塊「モンスターゴールド」が産出し、セントルイス万博に出展されて世界を驚かせました。日本最大級の自然金です。足元の岩や鉱山が、地球と日本近代化の歴史につながっている——理科と社会が一本につながる体験です。
4. 「森は海の恋人」|SDGsの原点がここにある
豊かな海は、上流の森が育てている。気仙沼の漁師が始めた植林運動「森は海の恋人」は、生態系・SDGsを語るうえで全国に知られた実践です。海と森のつながりを、リアス海岸の現場で体感できます。
「事前学習→現地→発表」まで設計できる
アンケートでは、生徒主導の行き先決定、班別行動、事前事後学習の充実といった「特色ある取り組み」を挙げる学校が多数ありました。気仙沼はテーマが豊富なぶん、班ごとに「海」「防災」「大地」「環境」と探究テーマを分ける設計がしやすいまちです。現地で得た問いを、帰ってから研究発表や提言にまとめる——その一連の流れまで、地元のプレーヤーと組んで描けます。
気仙沼に来ると、世界が身近になる
全国・世界とつながる港。地球の時間が刻まれた大地。震災を越えてきた人の言葉。気仙沼に立つと、教室の中では遠かった世界が、ぐっと自分のそばに来ます。それは、生徒の「もっと知りたい」を確実に呼び起こします。
修学旅行・教育旅行のご相談は、気仙沼DMC KNEWSへ
気仙沼DMC KNEWS(ニューズ)は、地元の漁師・語り部・事業者とつながり、学校ごとの狙いに合わせた探究プログラムをコーディネートします。「探究学習を修学旅行に組み込みたい」「うちの生徒に合うテーマを一緒に考えてほしい」——そんなご相談を、先生からお待ちしています。まずはお気軽にお問い合わせください。

コメントを残す