カテゴリー: 移住・関係人口

  • 気仙沼DMCの2年間|伊豆大島の視察に伝えた「小さな一歩」

    気仙沼DMCの2年間|伊豆大島の視察に伝えた「小さな一歩」

    2026年8月26日、伊豆大島から気仙沼DMC(KNEWS)へ視察にいらしてくださった皆さんがいました。同じように地域の観光・関係人口づくりに向き合う仲間として、気仙沼DMCがどうやってここまで歩んできたのか、包み隠さずお話ししました。

    気仙沼DMCのこれまでの軌跡

    気仙沼DMCの今の姿は、最初から用意されていたものではありません。振り返ってみると、大きな決断よりも、小さな一歩の積み重ねだったことに気づきます。

    2年前:チャレンジショップから

    始まりは、小さなチャレンジショップでした。大きな計画や潤沢な予算があったわけではなく、まずは「やってみる」ところからのスタートです。

    1年前:ボランティアの民間観光案内所

    次の一歩は、ボランティアで始めた民間の観光案内所でした。行政の看板を借りるのではなく、自分たちで「気仙沼に来てくれる人」と直接向き合う場所をつくったのです。

    そして現在

    そうした小さな積み重ねの先に、今の気仙沼DMC(KNEWS)があります。伊豆大島の皆さんに軌跡としてお伝えしたのは、まさにこの「小さく始めて、少しずつ形にしてきた」というプロセスそのものでした。

    気仙沼DMC・KNEWSの看板前での集合写真
    伊豆大島の視察対応の様子(気仙沼DMC・KNEWSにて)

    大切にしてきたのは”プレーヤー”であること

    視察の場でいちばん伝えたかったのは、仕組みや予算の話以上に「プレーヤーがいるかどうか」の大切さです。制度や器がどれだけ立派でも、現場に立って動く人がいなければ何も始まりません。逆に言えば、プレーヤーさえいれば、小さなところからでも動き出せます。

    お客様の声からマップやコンテンツが生まれた

    気仙沼DMCのマップやコンテンツは、最初から完成形として作られたものではありません。案内所に足を運んでくださったお客様の声を一つひとつ聴くところから始まっています。「ここが分かりにくかった」「こんな体験がしたい」という声を拾い、それをマップにし、コンテンツに育ててきました。現場の声を聴くことが、次の一歩を決める羅針盤になっています。

    小さく始めて、トライアンドエラーで育てる

    チャレンジショップも、案内所も、マップづくりも、最初から正解が分かっていたわけではありません。まず小さく形にしてみて、うまくいかなければ直す。そのトライアンドエラーの繰り返しが、気仙沼DMCを今の形に育ててきました。伊豆大島の皆さんにお伝えしたのも、「完璧を待たず、小さいことからでもやってみてほしい」というメッセージです。

    これからのビジョン

    気仙沼DMCはこれからも、気仙沼と関わってくれる人=関係人口を増やしていくことを目指しています。地域の中だけで完結するのではなく、伊豆大島をはじめ全国各地の同じ志を持つ仲間たちとつながりながら、それぞれの地域の歩みを分かち合っていきたいと考えています。

    今回の視察でも、地域は違っても悩みや工夫は驚くほど共通していると感じました。気仙沼DMCの歩みが、伊豆大島や他の地域で一歩を踏み出すきっかけの一つになれたなら、これほど嬉しいことはありません。

    気仙沼DMC(KNEWS)では、他地域からの視察やヒアリングのご相談もお気軽に受け付けています。同じように地域づくりに取り組む方、気仙沼DMCの歩みや取り組みをもっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記の窓口までお問い合わせください。

    お問い合わせ・体験のお申し込み

    気仙沼DMC(KNEWS)の体験・視察のご相談・お申し込みは、下記の窓口へお気軽にどうぞ。
    体験商品販売窓口:KESENNUMA BASE CAMP
    電話:090-6243-7246・メール:k-paseo@k-macs.ne.jp
    担当:気仙沼地域創生アライアンス 熊谷俊輔

    監修・運営

    熊谷綾(くまがい あや)は、宮城県気仙沼市の気仙沼DMC(KNEWS)マネージャー。民間の観光案内所を運営し、訪れる人やお客様の声を直接聞きながら、行政では実現が難しいことも「面白いか」を起点にワクワク考え、形にしている。東京山側DMCの地域創生プロデューサーも務め、全国各地の仲間とともに日本の風土の再生に向き合い、日々奮闘している。

  • 気仙沼DMC・熊谷綾、ツーリズムメディアサービス東北担当記者に就任|東北の魅力を、日本へ、世界へ

    気仙沼DMC・熊谷綾、ツーリズムメディアサービス東北担当記者に就任|東北の魅力を、日本へ、世界へ

    気仙沼DMCの熊谷綾です。

    このたび、観光産業に特化した学び・つながるメディアプラットフォーム「ツーリズムメディアサービス(TMS)」の東北担当記者を任命していただきました。

    気仙沼という一つの町から観光を発信してきた私たちにとって、視点を東北全体に広げる、大きな一歩です。

    記者としての最初の仕事は、東北観光推進機構への取材でした

    記者活動の第一弾として、東北観光推進機構の渡辺厚専務理事に取材する機会をいただきました。今年始動した第6期中期計画について伺う中で、印象に残ったキーワードがいくつもあります。

    • 広域連携:県境を越えて東北全体で観光戦略を組み立てる視点
    • 「四方よし」の観光:旅行者・事業者・住民・自然文化、すべてに利益をもたらす持続可能なかたち
    • 東北観光DMP:2021年から運用されているデータ基盤を使った戦略立案
    • フェニックス塾:これまで約400人を育ててきた人材育成・広域ネットワークづくり

    そして印象的だったのが、東北はまだ日本全体の外国人旅行者受け入れの2%に満たないという数字。裏を返せば、これから世界に伝えるべき魅力が、まだたくさん眠っているということです。

    (記事詳細:TOURISM MEDIA SERVICE「東北観光推進機構、第6期中期計画始動」)

    気仙沼という現場を持つDMCだから、書けることがある

    私たち気仙沼DMCは、これまで気仙沼の観光案内所「KNEWS」を運営しながら、実際に訪れる人・お客さまの声を直接聞いて、現場発の情報発信を続けてきました。

    今回の任命は、その現場感覚を持ったまま、東北という広い単位で観光を取材・発信する立場をいただいたということ。気仙沼という一つの町の物語と、東北全体の広域戦略、その両方をつなげて伝えられるのは、現場を持つDMCならではだと思っています。

    これから、東北の魅力を日本へ、世界へ

    今後も記者として、東北各地の観光の動き・データ・現場の声を取材し、気仙沼DMCの視点でこのブログを通じて継続的にお伝えしていきます。

    気仙沼から始まったこの発信を、東北全体へ、そして日本へ、世界へ。気仙沼DMCの記者活動に、どうぞご期待ください。

    お問い合わせ・体験のお申し込み

    気仙沼DMC(KNEWS)の体験のご相談・お申し込みは、下記の窓口へお気軽にどうぞ。

    • 体験商品販売窓口:KESENNUMA BASE CAMP
    • 電話:090-6243-7246 / メール:k-paseo@k-macs.ne.jp
    • 担当:気仙沼地域創生アライアンス 熊谷俊輔

    監修・運営

    熊谷綾(くまがい あや)は、宮城県気仙沼市の気仙沼DMC(KNEWS)マネージャー。民間の観光案内所を運営し、訪れる人やお客様の声を直接聞きながら、「面白いか」を起点に気仙沼の体験・学びの旅を形にしている。東京山側DMCの地域創生プロデューサーも務め、全国各地の仲間とともに地域の魅力づくりに取り組んでいる。2026年9月、ツーリズムメディアサービス東北担当記者に就任。